アトピー外来の特徴
都内に連携医療機関を多数抱え、皮膚に関する研究者が多く所属する「東京大学医学部附属病院皮膚科」。
専門的な知識と治療経験に基づき、個々の患者さんの病態や生活背景に応じた適切な医療を提供いたします。
症例の蓄積により、臨床研究および基礎研究を推進し、治療の層別化を目指した将来的なアトピー性皮膚炎の治療の確立に貢献したいと考えています。
東大病院全体で連携可能な
“チーム医療”
当科ではチーム医療を採用し、他科も含め多様な専門家の知見が得られる体制を取っています。これにより病状の理解が深まり、より適切な治療方針を立てることが可能です。
アトピー性皮膚炎は、皮膚の症状のみならず、他疾患と関連していることがあります。当科は必要に応じて検査を行い、他科と連携して治療を行っています。
“基礎”と“臨床”の両面から
病態を捉える
当科では、アトピー性皮膚炎についての基礎研究も行っております。
アトピー性皮膚炎は複雑な病態が背景にあることが分かってきており、個々の患者さんによって最適な治療が異なります。
我々は、基礎研究の知見も活かして日常の診療にあたっております。
多数の“連携医療機関”
多数の連携医療機関があることは、患者さんにとって多くの利点をもたらします。
専門的な診断や治療が必要な場合、連携医療機関間での紹介や情報共有がスムーズに行われるため、迅速かつ適切な医療サービスを受けることができます。
個々の患者さんにとって最適な病院を選択することができ、移動や通院の負担を軽減することも期待できます。
小児、成人“すべて”の
アトピー性皮膚炎患者さんが対象
当科では、小児から成人までのすべてのアトピー性皮膚炎患者さんを対象として診察・治療しております。
個々の患者さんの病態や生活背景に応じた適切な医療を提供したいと考えており、症状の軽減と日常生活の質の向上を目指しています。
“毎週水曜午後”診療、
“原則予約制”
患者さんの貴重な時間を尊重するため、当科では原則予約制を採用。指定された時間に確実に受診していただけるシステムを実現しています。
これにより、「長時間の待ち時間」や「混雑」を大幅に軽減し、ストレスフリーな受診環境を提供しております。
このシステムにより、医師やスタッフが患者さん一人ひとりに十分な時間を確保し、適切な治療やアドバイスを行うことができます。
当センターでは定期的にカンファレンスを開催しており、複数の専門家たちが集まり、多様な意見や知見を交換しています。これにより、より質の高い治療を提供するための知識や方針を共有しています。